ブログ「東山だより」

診療部キックオフミーティング

公開日 2021/06/08

当院の診療部はこの4月から外科医1名、腎臓内科医1名を新たに迎え
さらに体制が強化されました。
小規模な病院ながら常勤医の人数は徐々に増えており
大変ありがたく思っています。

さて私たちは毎年、年度初めに常勤医が集まって
各診療科が年度目標などを説明、発表する
「診療部キックオフミーティング」
を行っています。

今年は新型コロナウイルスワクチンの接種が完了したあとに開催しました。
理事長と院長、診療部長は法人と病院の将来を見据えた方向性、
今年度の目標や診療方針、
当院の意思として大切にしてほしい姿勢、
診療部の望ましい在り方などについて話をしました。

(院長 須永眞司)

ナイス0(ゼロ)!

公開日 2021/05/26

医療機関では、医療安全を確保するためのシステム改善や、
教育の資料とするために、
「インシデントレポート」
を提出しています。

院内における医療事故に限らず、
危うく事故になりかけた事例も含め、
職種に関わらず、
レポートという形で速やかに登録しています。

その目的は、
◆事例等を検討し、医療の改善に資する事故予防策、再発防止策を策定すること
◆対策の実施状況や効果の評価・点検等にしうる情報を院内全体から収集すること
です。

レポートのレベルはエラーの状況や中身により0~5まであります。
なかでも、レベル0(ゼロ)は、
「エラーや不具合がみられたが、実施されなかった」
というものです。

実施前にエラーに気づいたという点で
多く提出した、またその中身を検証し、
“ナイス0(ゼロ)!”と命名、
部署や個人に対して年に一度表彰しています。

 

 

安全な医療、安心していただける医療を提供し続けるために
私たちは「レベル0(ゼロ)」を大切に活用しています。

ヤマボウシ(山法師)

公開日 2021/05/11

ミズキ目ミズキ科の落葉高木で高さは約3~8mになります。
ハナミズキ(アメリカヤマボウシ)は近縁種です。
花びらのように見えるものは総苞片と呼ばれ葉が変化したものです。
花は総苞片の中心にある粒状のものであり、多数の小花が集中しています。

ヤマボウシの花

花は雄しべ4本、雌しべ1本、花弁4枚で構成されており、
花弁は淡黄色、花期は6月~7月です。

実は集合果で直径1~3cmの球形となり、
秋に熟して黄色~橙色になります。
実は甘くそのまま食べることができるほか、
果実酒やジャムにも使われます。

ヤマボウシの実

文・撮影/山田 隆(リウマチ科)

永年勤続表彰式

公開日 2021/04/23

今年の永年勤続表彰式は、
新型コロナウイルス感染症対策はもちろんですが、
表彰対象者が多いため、二部制をとりました。

その数は、30年勤続が2名、20年が3名、
10年が17名、5年が29名、合計51名という初めての多さです。

院長も5年表彰です

名誉院長からもメッセージ

今の東山会があるのも、職員の長年の経験や
日々の行動の積み重ねがあってのこと。
その縁に感謝し、かけがえのない存在であることにも
改めて感謝するあたたかい時間となりました。

ヤマブキ

公開日 2021/04/15

バラ科ヤマブキ属の花で一重と八重とがあります。
花期は4~5月。日本各地に分布する落葉低木です。
ヤマブキ色と称される黄色い花をつけます。

一重の花は5枚の花弁を持ち実をつけます。
一方、八重の花は雄しべが花弁に変化しており
実をつけません。

一重ヤマブキ

八重ヤマブキ

太田道灌にまつわるヤマブキの里伝説に登場するのは
実をつけない八重の花です。

ヤマブキの里伝説とは、
鷹狩に出かけてにわか雨に遭った道灌が、
蓑を借りようとして近くの農家に行ったところ、
農家の娘が一輪のヤマブキの花を差し出しました。

道灌は意味がわからずに帰って来ましたが、
のちに『後拾遺和歌集』に収められている中務卿兼明親王の歌
「ななへやへ(七重八重)
  花は咲けども山吹の
   みのひとつだになきぞあやしき」
  (みのひとつだになき=実が一つもない・蓑が一つもない)を
踏まえた行動であったことを教えられ、
不明を恥じて以後和歌の勉強にいそしんだとされます。

花弁が4枚のシロヤマブキは別属(シロヤマブキ属)です。
猶上記和歌の「あやしき」を「かなしき」とする文献も散見されますが、
本稿では岩波文庫版『後拾遺和歌集』に依拠しました。

文・撮影/山田 隆(リウマチ科)

新入職医師自己紹介 北川 祐資(消化器外科)

公開日 2021/04/12

はじめまして、4月より外科医員として赴任しました
北川祐資(きたがわゆうすけ)と申します。

2011年名古屋市立大学を卒業後、河北総合病院、
がん研有明病院で研修を行っておりました。
専門は消化器外科。特に大腸肛門外科と腹部救急で、
腹腔鏡を用いた低侵襲手術をこれまで行ってきました。

併せて、大腸癌を中心とした消化器癌化学療法、
緩和ケアも行なっております。

1日でも早く東山に慣れて、皆さまの、そして患者さまの
力になれるよう尽力してまいります。

軽いフットワーク、良好なコミュニケーション、
安心安全な医療を心がけています。
お腹のことで何かあればいつでもお声掛けください。
よろしくお願いいたします。

春爛漫

公開日 2021/04/09

今年は桜の開花が早く、
4月に入る頃には既に終わっている地域もありました。

春の穏やかな日差しのなかで
当院ではツツジが咲き始めました。
例年より10日~2週間程早いような気がしますが
皆さまの地域ではいかがでしょうか。

当院から少し足を伸ばした布田駅近くにあります
国領神社では立派な藤棚がありますが、
既にいくつものつぼみや花が美しい紫色に輝いています。
なんと樹齢400から500年の「千年乃藤」には
それはそれは大きく長い藤の花が咲くとのことで
今から楽しみです。

武蔵野市ではハナミズキも開花し、
道行く人々が顔を上げて歩いているようです。

色とりどりの花と
新芽の美しい青葉を楽しめる季節となりました。

チューリップと芝桜は、透析センターの窓から
ご覧いただけます。

2021年度 入職式

公開日 2021/04/03

4月1日、医師2名を含む15名の新入職員を迎えました。

開始を待つ間、緊張感が漂います…

理事長、院長からのご挨拶、
そして役職者からのご挨拶と進んでいきます。

コロナ禍で迎える2度目の春です。
医療機関で働くことの
いろいろな思いも抱えているかもしれません。
支え合ってそれぞれの場所で活躍することを期待しています。

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