BLSシナリオ訓練
公開日 2018/02/21
東山会の年間教育計画のひとつに
「BLS 訓練」
(Basic Life Support 一次救命処置)
があります。
人が急に倒れた時、その場に居合わせた人が
救急隊や医師が来るまで行う応急手当のことで、
正しい知識と適切な方法さえ知っていれば
誰でも行うことができます。
当法人では毎年全職員が、前期に知識を学び、
後期には人形や訓練用のAEDを使った
シナリオ訓練を実施しています。

トレーニングを繰り返し、
いざというときに必要な技術を
身体で覚えるようにしています。
現在、今年のシナリオ訓練が行われています。
全職員が実際にトレーニングをし、
評価を受けています。





調布市では、市内の公立小学校全20校、
公立中学校全8校で、500名以上の
教職員の方々が救命講習を修了され、
救命講習優良証を交付されています。
これは都内で初だそうです。
また小学6年生、中学3年生の皆さんも
救命講習を受講されているとか。
昨年当院で実施した世界糖尿病デーの
イベントでも一部体験していただきました。
(そのときの様子がこちら)
目の前の命をつなぐために、
私たちは繰り返し知識と技術を学び、
有事のときに適切に対応ができるよう
準備しています。
シェイクアウト訓練2018
公開日 2018/02/09
1995年1月17日に起きた
阪神・淡路大震災をきっかけに、
自発的な防災活動の重要性が
認識されたことを受けて定められた
「防災とボランティア週間」。
毎年1月15日から21日までの
1週間なのですが、
調布市では2月8日(木)9時30分より、
調布エフエム放送さんやJ:COMさんの
放送に合わせて行う、
「シェイクアウト訓練(一斉防災訓練)」
が行われました。
シェイクアウト訓練はアメリカの
カリフォルニア州から始まったもので、
大勢が一斉に、同じ日時に訓練を行い、
身を守るための行動を身につけること、
防災・減災意識の高揚を図ることを
目的としています。
地震が発生したとき、わたしたちは
どこにいるか分かりません。
地震の際の基本行動、
「まず低く、頭を守り、動かない」
で身の安全が確認できたら、
その次に行う行動の訓練(避難訓練・
安否確認・情報収集訓練)も合わせて
実施し、防災力の向上を図ります。

調布東山病院事務部では昨年から
この訓練に参加しています。
(昨年の様子はこちら)
今年も9時30分の放送を合図に、
「東京都多摩地域を震源とする
大規模な地震が発生」
(想定最大震度6強、マグニチュード7.3)
という想定で、
「身を低くし、机の下にもぐって
頭を守り、そのまま動かない」
という訓練と備蓄品の確認をしました。




当院では毎年10月に行う災害訓練、
病棟で実施する火災訓練、
インフルエンザ対応訓練等々、
定期的に様々な訓練を行っております。
ひとりひとりがイザというとき
冷静にスムーズに動くことができるよう、
今後も繰り返し訓練を重ねていきます。
仲良き事は美しき哉
公開日 2018/02/01
2018年、早くも2月に入りました。
この時期、地域で毎年話題に上るのが
武者小路実篤氏です。
武者小路実篤氏(1885-1976)は
晩年の約20年を調布市で過ごしました。
没後はご自宅が武者小路実篤記念館として
公開されています。
記念館では、毎年1月末から限定で
チョコレートを発売しています。

小説家、詩人である武者小路実篤氏は、
写真のように野菜の絵とともに
「仲良き事は美しき哉」
と色紙に書いていらしたとか。
まもなくバレンタインデー。
温かい挿絵や言葉に引き寄せられ、
日頃の感謝や愛情を込めて、
こちらのチョコレートを贈る方が
多いようです。
第13回調布医療連携カンファレンス
公開日 2018/01/25
1月23日火曜日の夜、
地域の先生方をお招きして
「調布医療連携カンファレンス」
を開催いたしました。
この会は様々なテーマのもと、
実地に即した勉強会として
年2回のペースで開催しております。
13回目となります今回のテーマは【肝臓】。
今回は、
『 変化し続ける肝炎診療
~がんにもつながる肝障害、
専門医にご相談ください~ 』
と題し、
佐藤雅哉先生にご講演いただきました。
佐藤雅哉先生:
東京大学医学部附属病院 検査部
調布東山病院 非常勤(毎週水曜)

佐藤先生と須永院長
アルコール多飲だと「アルコール性肝障害」
肥満だったら「脂肪肝」と思われがちですが、
意外な原因が潜んでいるかもしれません。
また、検査を進めていくと
既に病期がかなり進行していることが判明し、
患者さまの疾患認識に変化が起こることも
あります。
当日は地域の先生方からご紹介いただいた
症例も交え、検査や治療とともに
変化し続ける肝炎診療について学ぶ
良い機会となりました。



当日は前日の大雪の名残で足元の悪い中、
多くの先生方が足を運んでくださいました。
また講演後は多くの質問をいただき、
30分にも及ぶ活発な質疑応答となりました。
心より感謝申し上げます。
会の終わりに、当院の検査科と地域連携室から
少し当院のご案内をさせていただきました。

検査科 渡邉科長

地域連携室 杉田課長
このような会を重ねていくことで、
「顔の見える連携」が実現できます。
これからも地域の方々と協力し合い、
日々の診療の質を高める努力を
していきたいと考えています。
次回は7月開催の予定です。
多くの皆さまのご参加を
お待ち申し上げております。
第1回事務部総会
公開日 2018/01/24
当法人では毎年『職員総会』を行っていますが、
各部門でもそれぞれ独自に総会を開いています。
今年度、初めて事務部も総会を!と計画、
先日ようやく実現に至りました。

今回の司会者(3名)
業務を終えた17:30より開会。
発表された議題は、以下9つです。
1)医師補助業務拡大
2)コールセンター導入
3)ピンクリボンアドバイザーと
その活動について
4)ドック健診Bチーム 業務改革
5)総務課の仕事について
6)予約の案内をしやすくする為の
ツール作りと実践
7)接遇インストラクター
8)2017年の振り返りとこれから
9)輝く事務の姿を見つめて

発表の様子

質疑応答
病院の事務は多岐にわたっており、
普段お互いの取り組みや苦労は
なかなか見えにくいものですが、
今回それを知ることができて
有意義な時間になりました。
終了後は職員食堂で懇親会。
お互いに感想を伝えたり、讃えあったり。

乾杯!
1時間程度の短い懇親会でしたが、
ホッとした表情と笑い声で満ちた空間は自慢だな!
と誇らしい気持ちになった夕べでした。

記念撮影で終了
雪のあと
公開日 2018/01/23
1月22日月曜日は、天気予報通りの
大雪になりました。

主要ターミナル駅は身動きが取れないほどの
混雑で、入場制限も実施されていました。
早めに帰路についた人も、帰宅までには
かなり時間がかかったようです。
未明に雪は止みましたが、翌朝は真っ白。
足元が心配でしたが、
まだ暗いうちから雪かきをしてくださる
調布市消防団の方々が!


駅から病院までの道が作られていて
感謝しつつ出勤。
当院でも、患者さまやお見舞いの方々が
安全にご来院できますよう
夕方から、そして今朝も雪かきをしました。
慣れない雪かきでしたが、
引き上げてくる職員は皆良い表情。
感謝の言葉に、照れた笑顔で返していました。
きたみん年賀状
公開日 2018/01/05
元日の朝、
起きてすぐにポストに向かう方は
多いと思います。
わたしたち東山会の公認ゆるキャラ、
広報担当の“きたみん”もそうです。
今年もたくさんの年賀状をいただきました!
ありがとうございます。

皆さまに愛され、
応援していただいていることに
心から感謝いたします。
2018年も“きたみん”は、
院内外の様々なイベントに
顔を出したいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
あけましておめでとうございます
公開日 2018/01/04
2018年が始まりました。
平成もあと1年4ヶ月と決まって、
いつもと少し違う新年です。
昨年は調布駅前再開発が進み、秋には
商業施設「トリエ」がオープンしました。
その効果でしょうか、調布市の人口が
増えているそうです。
当会は今年も、地域の皆さまが
「安心して、できる限り住み慣れた街で生ききる」
ことができるよう、
診療所の先生方や大学病院、
介護に携わる方々との連携を深めながら
努力し続けます。
また「平均寿命」ではなく、いかにして
「健康寿命」を延ばしていくかという課題にも、
行政とともに取り組んでまいります。
さて本日は調布東山病院の仕事始め。
例年通り職員が食堂に会し、
立礼を行いました。
理事長と院長より新年の挨拶があり、
新たに始まる1年に乾杯を。


僅か数分の儀式ですが、
気持ちが引き締まります。

本年もよろしくお願い申し上げます。
