【地域医療連携支援室】第8回 調布医療連携カンファレンス
公開日 2015/07/17
去る7月14日(火)夜、
近隣の先生方や医療従事者の方々をお迎えし、
「調布医療連携カンファレンス」を開催致しました。
この会は、医師や医療従事者の知識・技術の向上、
情報の交換等を図り、地域医療に貢献することと
学術交流を目的にしており、今回で8回目となります。
この日は、
◆症例報告: 腎臓内科 村岡 和彦 医師
「足趾の青紫色変化を呈する進行性腎機能障害の一例」
コメンテーター
榊原記念病院 循環器内科 矢川 真弓子 先生
◆講 演: 内科・リハビリテーション科 大熊 るり 医師
「摂食嚥下障害の診断と検査 ~最期まで口から食べるために~」
というテーマで、
45名(内 医師21名)という多くの方々にお集まり頂き、
良き学びの時を持つことができました。

症例報告 村岡和彦医師

コメンテーター 矢川 真弓子 先生

講演 大熊 るり 医師
今回は講演のテーマが摂食嚥下障害ということで、
歯科の先生4名、歯科衛生士1名の方々も
足を運んでくださいました。



会の終わりに、本年4月より当院に入職した医師を
紹介させていただきました。

普段、書面や電話でのやり取りはあっても、
なかなか顔を合わせる機会がありません。
こういう会を重ねることで、「顔の見える連携」が
実現できるのではないかと思います。

これからも、地域の先生方、地域の医療機関と協力し合い、
日々の診療の質を高める努力をしていきたいと
考えています。
次回も多数の方のご参加をお待ちしております。
【栄養科】フード展示会開催報告
公開日 2015/07/10
去る6月26日(金)15:30~18:30、
調布市文化会館「たづくり」12階
大会議場において、
食品会社や関連会社27社が集まり、
「フード展示会」を開催致しました。
主催は、多摩府中給食施設協議会です。
今年で11回目になります。
「たづくり」での開催は、
昨年に続き2回目となりました。



開始時刻が近づくにつれ空模様が怪しくなり、
お客さんの入りが心配になって来ました。
案の定雨が降り始め、お声掛けした方がみえない…とか
気になってしまいました。
最終的には、昨年の60%程度の来場者に
とどまりました。
受付の合間に私たちスタッフも交代で展示を回り、
説明を聞いたり、試食したり、
サンプルを頂いたりもしました。

ちなみにどんなものがあったかというと、
例えば…
冷凍なのに、手作りと遜色なく美味しい、
おかずやお菓子。
食欲の出ない方に、
少量でもエネルギーや栄養素を摂れる、
飲み物や食べ物。
災害時でも(災害時こそ?)
アレルギーに配慮した非常食品。
噛む力の弱い方に、食べやすい柔らか食。
大量調理用の調理器具。
便利な調理済み食品の数々。
などなど。

書ききれなかった皆さん、ごめんなさい。
というくらい、様々な業種の方々に集まって頂きました。
昨年よりお客さんが少ないのは、
時間を短くしたことや、雨も影響したかな…?と
残念に思ったり、反省したりもしましたが、
来年の再会を約束しての閉幕となりました。

来年は、6月24日(金)に、
同じたづくり12階 大会議場で開催します。
この記事をご覧になったみなさまは、
どうぞご予定に入れておいて下さい。
関係者一同、お待ちしております。
【地域医療連携支援室】笑いヨガ教室
公開日 2015/07/06
6月27日(土)14時から1時間、
Yoko先生をお迎えして
「笑いヨガ教室」
を開催しました。
準備体操では声を出しながら身体を動かします。
そして少しずつ動きが大きくなるにつれて
笑いの要素が加わり、
皆さんの表情が、微笑みから大笑いへ。



笑いヨガというのは
“笑いの体操” と
“ヨガの呼吸法” を合わせたもので、
顔をいっぱい動かし、
お腹から大きく笑い、
酸素をたくさん取り込んだようです。
終了後、
皆さんのお顔は柔らかく、
口角が上がって、良い笑顔になっていました。

次回は、7月18日(土)、
好評の「ズンバゴールド教室」開催です!
【リハビリ室】キュウリの塩もみ
公開日 2015/07/01
リハビリ室でキュウリを育てるのは
今年で2年目。
キュウリは水やりが大変ですが、
あっという間に大きくなるので、
スタッフも患者さんも、毎日成長を楽しみにしています。
今日は、このキュウリを使ってリハビリ(作業療法)です。
お一人暮らしで料理もされるという患者さん。
今回のご病気で手が使いにくくなってしまいましたが、
毎日のリハビリの甲斐あって、退院してもとの生活に
戻れそうです。
卒業試験は
「キュウリの収穫」
「洗って輪切り」
「塩もみ」
の3段階。
無事クリアされました!おめでとうございます。

見事な包丁さばき!
キュウリは、スタッフみんなでおいしくいただきました。
【栄養科】漬物
公開日 2015/06/29
今回は、今の季節にしか出来ないことを紹介します。
それは、梅干しとラッキョウです。
記録を撮り忘れてしまい残念ですが、
今月初めに、梅干しを漬けました。
まだ、梅雨明けに干す作業が残っているものの、
ひとまず漬け終えて、ホッとしているところです。
ちなみに、
梅は30kg、塩は8%、赤紫蘇20袋です。
それから、ラッキョウを甘酢漬けに6kgと
醤油漬けに1kgしました。
今日は、紅生姜です。
新生姜を12kgスライスして、塩揉みの後
熱湯をかけて絞ったものが(1)の写真です。
(1)

桶が大きいので、メジャーを乗せて
目安にしてみました。
(2)(3)先に漬けた梅干しの汁(梅酢)を混ぜて、
1~2時間置きます。
(2)

(3)

(4)絞ってザルに上げます。
(4)
大分かさが減りました。汁は捨てます。
(5)また梅酢を混ぜて2時間ほど置き、
色と味をなじませます。
(5)
色が濃くなってきました。
これをまた絞って、
もう一度梅酢を混ぜて、出来上がり。
(6)清潔なビンなどに詰めて、冷蔵庫で保存します。
ジッパー付きビニール袋でも良いかもしれません。
(6)

保存は、冷蔵庫へ。
室温に置いては、直ぐにカビてしまいます。
念のため申し添えますが、
我が家は漬け物屋ではありません。
訳あって(秘密?)毎年、大量に作っております。
通常は、お示しした量の10分の1位の量で
お試し下さい。
来年は梅干しの作業工程も忘れずに全部記録して、
ご紹介しようと思っています。
乞う、ご期待!
第1回 調布東山病院 医療・介護勉強会を開催しました
公開日 2015/06/19
6月16日(火)、
「第1回 調布東山病院 医療・介護勉強会」を
当院看護部と経営企画部の共催により
開催いたしました。
調布東山病院 福地看護部長
地域医療連携支援室 MSW 酒井副主任
開催に先立ち、調布市内の医療・介護事業所
約150箇所にお声かけをしたところ、
82名もの方々からお申込みがありました。
院外からこのように多数のお申込みを頂いたことで、
あらためて当院が地域の皆さまから期待されていることを
痛感しました。
※会場の収容人員の関係で、各事業所の皆さまには
参加人数を制限させて頂きました。
今回ご参加頂けなかった方には、誠に申し訳
ありませんでした。
当日は院外から55名、院内から21名。
計76名の参加で、会議室は満杯!


この勉強会の目的は、次のようなものです。
1.患者さまや利用者さまを地域で支えるために、
多職種(医療職・介護職)が共に学び、
情報交換し、連携を強化する。
2.地域包括ケアシステムを実践していく上で、
地域の事業所の皆さまが困っていることや
悩んでいることを吸い上げ、
地域の課題を見出し、その一助とする。
栄えある第1回は、
『国立市医療・介護何でも相談窓口』の看護師、
間渕 由紀子 先生をお招きし、
「医療・介護をつなぐために
~多職種連携について考える~」
というテーマでご講演を頂きました。


その後、参加者を10のグループに分け、
「多職種で困っていること」などについて
意見交換を行いました。

今回初めて名刺交換をする看護師も多く、
当初は不安もあったかと思いますが、
徐々にグループワークも白熱!



地域の多職種の皆さまと顔を合わせてお話ができ、
大きな収穫があったのではないでしょうか。
勉強会終了後には
「次も参加させて貰うね!」
「次は早く申し込む~」
「楽しかったよ!」
「病院のスタッフも私服だったのが凄くいい☆」etc・・・
と声をかけて頂きました。
『チーム調布』作れるといいな・・・いや、作れるかも?!
そんな風に思えた良い勉強会でした。

準備段階から沢山のことを支援して頂いた経営企画部の皆さま。
参加してくださった院内・院外の皆さま。
バックアップしてくださった先生や部長会の皆さま。
本当に有り難うございました!!!
※掲載した写真は一部修正しています。
【栄養科】第11回フード展示会のお知らせ
公開日 2015/06/19
毎年恒例となりました、
多摩府中給食施設協議会主催の
フード展示会が、今年も開催されます。
日時: 平成27年6月26日(金)
15:30~18:30
場所: 調布市文化会館 「たづくり」
12階 大会議場

(※クリックで拡大します)
食品メーカー27社ほどが集まり、
病院・施設向けの商品の紹介を行います。
以前は府中で開催されていましたが、
昨年からたづくりで開催しています。
介護用食品・特殊栄養食品・・・などなどが
展示されますので、是非ご覧ください。
お問い合わせは、
調布東山病院栄養科 近藤までお願い致します。
認知症ケア“ユマニチュード®”に関する番組が放送されます
公開日 2015/06/17
現在、NHKでは
「認知症キャンペーン」を展開しています。
その一環で、昨年放送された2つの番組をベースにした番組が
来月放映されることとなりました。
2つの番組とは、
◆NHKクローズアップ現代 (2014年2月5日放送)
「見つめて触れて語りかけて
~認知症ケア “ユマニチュード” ~」
◆NHKスペシャル (2014年7月20日放送)
「“認知症800万人”時代 認知症をくい止めろ
~ここまで来た!世界の最前線~」

ユマニチュード®の提唱者の一人である
イブ・ジネスト先生(フランス人)と、
日本に持ち込まれた本田美和子先生
昨年1月、当院で勉強会を行った際に
取材をお受けしたのですが、
(その際の様子はこちらから)
今回、番組を担当されたディレクターの方から、
「医療・介護の関係者の皆さん、
認知症となったご本人、
そして、それを支える家族の皆さん…
素晴らしい方々に支えられて生み出すことが出来た
番組だったのだと、改めて痛感しています。
本当にありがとうございました。」
というメッセージを頂きました。
病棟での様子
放送予定は、
7月4日(土) 22:00~22:49
NHK BS1です。
再放送:7月26日(日) 15:00~15:49
※どちらも局の都合により、変更となる場合があります。
あらかじめご了承ください。
こちらに関連して、
次回の「第89回 とうざん生活習慣病教室」
テーマは、“ユマニチュード®”です!
国立病院機構 東京医療センター 総合内科医長の
本田美和子先生によるご講演です。
日時は 10月31日(土) 14:00~15:30、
場所は当院7階会議室、入場無料です。
事前の予約は必要ございません。
是非、聞きにいらしてください。