日本医療社会福祉協会創立60周年記念式典(その2)
公開日 2013/12/05
引き続き、日本医療社会福祉協会60周年記念式典に関連して。
全日本病院協会主催、医療ソーシャルワーカー研修会の
プログラムは現在作成過程であり、
日本医療社会福祉協会会長 佐原氏
http://keijumed.exblog.jp/21564959/ 、
副会長 伊藤氏の御賛同をいただいております。
医療ソーシャルワーカーの歴史は長いのですが、ここにきて、
医療ソーシャルワーカーが活動している病院と協力しあって
ソーシャルワーカーの地位とスキル、その役割の明確化を、
共有向上する大きなチャンスが到来しています。
両氏とも精力的に協力くださり、おそらく良い研修会プログラムが
できるのではと思っております。
医療界は、来るべき高齢社会に向けて、
地域包括ケア体制を整えるために、
多職種協働が動き始めています。
日本医療社会福祉協会創立60周年記念式典(その1)
公開日 2013/12/02
今回は当法人理事長の小川より、
日本医療社会福祉協会60周年記念式典に関連して、
3回に渡りご紹介させて頂きます。
日本医療社会福祉協会60周年記念式典が開催されました。
病院と社会福祉士が手を取り合って、
来るべき高齢社会に明るい希望を提供するため、
使命を確認しあう機運が生まれています。
原厚労省医政局長の講演では、
「寝たきりにしない医療」
「急性期と回復機能を併せ持つ病院があるべき」
「中小病院は積極的に地域包括ケアに関わってほしい」
と、まさに我々東山会が目指している姿を語っています。
全日本病院協会神野副会長 http://keijumed.exblog.jp/21564959/ からは、
病院代表としての講演で、全日病の「プライマリケア宣言2013」(8月)を紹介され、
認知症研修会・医療ソーシャルワーカー研修会の目的と実施をお伝えしています。
私も微力ながら、全日病のプライマリーケア委員のメンバーとして、
この宣言の作成、研修会プログラム作成に関わらせていただき、
日本中の志ある方々と思いを共有し、あるべき姿へ進む勇気を
いただいております。
【リハビリ室】プリンセチアふたたび
公開日 2013/11/20
みなさんは、リハビリ室のプリンセスを覚えていらっしゃいますか?
去年のクリスマスに戴いた鉢植えです。

今年もきれいに咲かせたくて。
3月に思い切って剪定、こんなに淋しい枝になってしまいました。

しかし、ポインセチア(プリンセチアはポインセチアの仲間です)は
とても繁殖力の強い植物なので、すぐに芽が次々と!

1ヶ月もすると葉がもさもさと繁ってきました。

そして暑い夏を経て、さらに大きくなったプリンセチア。
9月に入りさっそく遮光を始めました。
プリンセチアは短日植物と言って、
夜が長くならないと花がつかないのです。
そこで18時~翌朝8時まで段ボールをかぶせ、
蛍光灯の光も届かないようにしました。
まいにちまいにち、段ボールで遮光すること2ヶ月。

な、なんと、ピンク色になってきました!!
これには感動。
地道にお世話すると応えてくれるんですね~。
小さなつぼみもできています。
実はピンクの部分は花ではなく葉が変形したもの。
ピンクの葉の真ん中に小さな花がつくのです。
これからクリスマスに向けてさらに色づき、
リハビリ室に来られる患者さんたちを楽しませてくれるでしょう。
【栄養科】カボチャの種
公開日 2013/11/08
今回は当院の管理栄養士から、
栄養士さんならではの内容です。
皆さん、カボチャの種が食べられるのは、ご存じですね?
最近はナッツ売り場にありますものね。
ヒマワリの種とかも…。
他にも洋菓子の飾りに、パンプキンプリンの上などに、一粒。
でも、これは一味違いますよ。

1)硬い皮をハサミなどで切って取り出し、
フライパンにクッキングシートを敷いて煎ります。

2)すり鉢に入れます。

3)よ~く擂り潰します。

4)砂糖と醤油で調味します。

5)調味料とよく馴染ませます。

6)春菊の和え物が出来ました。
味は、胡麻和えよりさっぱりとして、美味しいです。
子供の頃からカボチャはよく食べましたが、
種を食べるなんて知りませんでした。
結婚して、姑から習いました。
姑が子供の頃には、そのまま煎って、
皮をぷっぷっと出しながら食べたそうです。
その姑の姑がまめな人で、
皮をきれいに剥いて、ストーブの上で煎って、
和え物にしてくれたとか…。
キャベツや白菜でも美味しいですよ。
彩りに、人参など入れても良いですね。
そんなわけで、一度お試し下さいませ。
【リハビリ室】助手・クラーク研修
公開日 2013/11/01
調布東山病院看護部では、
毎年「助手・クラーク研修」を行っています。
看護助手やクラーク(医療事務)は、
患者さんと接する機会は多いものの、
介護技術については個人差があります。
特に車椅子やストレッチャーへの移乗介助は、
実際にやってみなければ身につかない技術でもあります。
10月に行われた助手・クラーク研修は、
車椅子とストレッチャーへの移乗が研修テーマ。
移乗動作のプロといえばリハビリ室!
ということで看護部からお声かけをいただき、
研修のお手伝いをしてきました。

会議室にベッドと車椅子を用意し、
移乗~座り直しのデモンストレーション。
その後実際に皆さんにやってもらいながらアドバイスします。

「そうそう、腰を落として!」 さすがベテランクラーク、
基本を守り患者さんに安心感を与える移乗動作です。
次はストレッチャーへの移乗。
看護師はさすがに慣れた動作ですが、
助手・クラークは無理せず4人で移します。
患者さんを安全に苦痛少なく移乗するためのポイントはもちろん、
ベッドとストレッチャーの高さや自分の身体の位置など、
スタッフの腰痛を防ぐためのアドバイスも行ないます。


この研修では、患者さん役は交代で全員が体験します。
介助の練習だけでなく、介助される体験をするのも
この研修の目的のひとつ。
持ち上げられてストレッチャーへ移されるときに感じた恐怖感を
患者さんも感じているということを忘れずに、
日々の介助や声かけに配慮していくことが大切だと思いました。
【医事課】秋の北陸ツアー
公開日 2013/10/28
10月15日に、1泊2日のバスツアーで
白川郷&黒部ダムに行ってきました。
この日は、2013年の観光放水最終日でした。
あいにくの雨でしたが毎秒10立方メートルの放水は圧巻!!

建設工事を阻んだ80メートルの破砕帯も見ることができました。
昭和31年から始まったダム工事には、
当時の金額で513億円の巨費が投じられました。
述べ1000万人もの人手と、
171名とも言われる殉職者を出しつつも、
7年の歳月を経て完成したそうです。
紅葉シーズンまだ間に合いますので、
皆様もぜひどこかでお出かけしてみて下さい。


地域の防災訓練
公開日 2013/10/22
先日、地域の防災訓練に参加しました。
近くの神社に集合、町会のベストを着け
避難路を進みます。
住み慣れた町ですが普段通ったことのない道を通って、
会場の公園に着きました。
主催者や消防署の方々の挨拶の後、
5つのグループに分かれ、順番に体験しました。

1)AED
…公共施設などの設置場所を確認しておくだけでなく、
使い方を知っておくことが重要です。
訓練では、ついやるのをためらってしまいがちですが、
消防職員の方は
「やって下さい。見ているだけでは死んでしまいますよ」
と呼びかけていました。

倒れた人を見かけたら、周りの人に大きな声で呼び掛け、
救急車を呼んでもらうなど、協力を仰ぐのも必要です。
2)119番に電話
…23区内は大手町、多摩地区は立川のセンターに繋がります。
必ずしも最寄りの消防署にかかるわけではないので、
「〇市〇町〇丁目〇番地」まできちんと伝えましょう。
一軒家か集合住宅か、何階建てかも重要です。
場合によっては消防から折り返し確認の電話がかかることがあるので、
すぐに電話を使ったりしないようにしましょう。
最近の携帯電話やスマホにはGPS機能があり、
場所の特定も可能なようではありますが、
電話でも確実に伝えるようにしましょう。
通報では「火事(消防車)」か「急病人(救急車)」なのか、
救急車なら対象者はどんな状態なのか…を忘れずに。
訓練では参加した子供にも「お母さんが倒れました」など、
実際に体験させていました。
いざという時は、大人でも自分の住所を忘れたり
言い間違えたりするので、
電話の前に言うべきことを貼っておくと良いそうです。
ちなみに経験から言いますと、
他市で一人暮らしの姉が「苦しい!助けて!」と
電話してきたことがあります。
自分の住んでいる場所ではありませんでしたが、
住所を伝えて、救急車は出動して下さいました。
消防車も救急車も、使わなくて済むのが一番ですが、
必要な時に対処できるよう、日頃から備えておくのが大事です。
3)煙体験
…先日大きな事故があったばかりなので、消防署員の説明にも
力が入っていました。

4)起震車
…震度7体験は、何より衝撃でした。

前に震度5を体験していたので、ちょっと余裕で臨んだのですが、
とんでもない!苦笑いも出ません。
テーブルの下に潜ろうとしたところ、
既に女の子がいて躊躇していたら、
揺れでテーブルに頭がゴツゴツ当たり、
余計に焦ってしまいました。
起震車も、機会があれば体験しておくことをお勧めします。
5)消火器
…最近の消火器は性能が良く、5~8m位は届くので、
落ち着いて火元に向けて消火をします。

一度レバーを握れば消火剤が出続けるので、
火が弱まったら近づいて消火します。
この時も「火事だ!」と大きな声を出すことが大事です。
最後に、これも非常時訓練の一つとして、
役員の方の作ってくださったとん汁や
非常食の混ぜご飯とお土産を頂き、
2時間の防災訓練は終了しました。

地域の防災訓練には参加しておくことをお勧めします。
【リハビリ室】リハビリ菜園
公開日 2013/10/15
すっかり秋の気配ですね。
リハビリ室のゴーヤカーテンは片付けました。
また来年のお楽しみ!
種から育てていたミニトマトも、夏とともに終了。

ゴーヤの成長を楽しみにしてくれていた
外来透析室の患者さんやご家族が
淋しくなってしまわないように、
同じ場所に冬野菜を植えました。

ブーケのように広がっていますが、
真ん中の白い芯でなんとなく何の野菜か
わかりますか?
そう、白菜です。
ミニトマトを片付けた後の鉢に植えてみました。
これから寒くなると丸く結球してくるそうです。

さてこちらはニンジン。
脇を固めるのは葉ネギ。
ニンジンの葉っぱは線香花火のような
可愛い形をしています。
ウッドデッキに出てお散歩するには、
今が一番いい季節。
患者さんの中には、むかし農家をやっていたという方が
結構いらっしゃるので、
一緒に野菜の話をするのも楽しいものです。
後には収穫の楽しみも待っていますからね。